発狂練習

いち大学院生の嘆きの壁

既に消されていた自分

数日前、以前いた(現在も正式には所属している)Z研究室に置いてある私物を全部片付けた。

私の身体障害を考慮して作られたことになっている私の席は、ゴミ置き場となっていた。数年前に卒業した先輩方への封書や学会誌といったものを置く場所にされていたのである。とりあえず、私はそれらの「ゴミ」には手を触れず、「ゴミ」が置かれている自席の状況を撮影した。そして、自分の私物だけを回収した。

研究室に買ってもらっているものは、全部、返還しなくてはならない。私が過去三年間の研究室生活で購入してもらったものは、数冊の書籍と分子模型だった。
書籍は、「研究室の書籍を持ち出してどうのこうの」というような揉め事に巻き込まれたくなかったので、同じものを自分で購入した。研究室で購入してもらったものは、誰がみても分かるように席に置いておいた。それは、研究室の私の席だった場所の近辺には見当たらなかった。私が持ち出していない以上、行方不明であることが問題になったら研究室の(現在の)メンバーが責められることになるのだが、どうなろうが知ったことか(研究室の(現在の)メンバーが意図的に行方不明にした可能性はあると思うが)。分子模型は持ち出せるようなものではない。
研究室の自席(だった場所)に残されていた書籍は、研究室のメンバーから見たら、私の私物に見えるようなものばかりだったようだ。全部、研究室の書籍なのだが。紙のカバーをかぶせた書籍が一冊あった。それは、この研究室の所有物だった。私はその書籍をどこに戻せばよいかわからないので、カバーを剥いだ状態で(元)自分の席に置いておいた。

これら全てが、(元)指導教員Z氏がいかに私を追い出したくてたまらないか、という意思表示であると考えてよいであろう。しかし、それにしても「ここまでやるか?」と思う。
はっきりしているのは、私がここまで「消したい」「消えろ」と望まれている、ということだ。
では、私が何をしたのでここまで悪意を向けられなくてはならないのだろうか。
これから、気が済むまで、ゆっくりと、ただす。