発狂練習

いち大学院生の嘆きの壁

「発狂しない練習」が始まるのかも

年度がわりをきっかけに、研究室の運営がだいぶ変わるようだ。

  • 全員が顔をあわせるミーティング

引継ぎということで、新B4を含めて全員が顔を合わせて自己紹介をするミーティングが行われた。全員が知っておくべきことは、そこである程度周知された。この研究室では初めてのことだった(過去にあったのかもしれないが、少なくとも私には知らされていななかった)。週に一度・10分か15分でもこういう機会が設けられたら、
「次に研究室で何が起こりそうで、それを防ぐためには誰に……と言っておかなくてはならない」
というようなことで頭が一杯にならなくても済むし、一日中「研究室で次に誰に何を言うか」ばかり考えていなくてもよくなるし、「自分が今、こんな窮状に陥っているのは、指導教員がやらせているんじゃないか」と疑心暗鬼にならなくて済みそうだ。

  • 研究室MLの利用

必要最小限の共有事項ではないかと思われる予定等が、研究室MLに流されるようになった。


たったこれだけのことで、私の精神状態はかなり良好になった。


私はミーティングに参加して、普通に発言し、普通に軽口をたたき、普通に笑い声を立てた。その様子を指導教員が見ていて、それは嬉しそうに笑っていた。考えてみれば、自分の研究室のメンバーが浮かない顔をしていたらイヤで楽しそうにしていたら嬉しいのが(まともな)指導教員の普通なのだが、いじめられて余裕をなくしている自分は、その「普通」に思いいたらなかったのだった。
「いじめっ子」X様がこんどD1なのだが、そのミーティングには都合があって参加していなかった。だから私は普通に振舞うことができた。X様がいたら何も言えない。あとでどんなふうに揚げ足を取られるかと思ったら怖くてたまらない。私が研究室で普通に過ごすことは、もしかすると「このミーティングが最初で最後だった」ということになるのかもしれない。


来年度は休学する。研究室の人間関係は「参加できるなら参加する」という性格のものになる。